- 作者: 千田琢哉
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2012/09/19
- メディア: 新書
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早速、千田さんの本を再読です。
よく自己啓発本なんかで、異業種交流パーティーみたいなのにセッセと
参加して、交換した名刺の数を見て人脈を作った気になっている人を揶揄
しているのを見かけますが、この本でも、そういう意味での「人脈」を指
しているのかと思われます。
この本の中で、「人脈」というのは、「人望」の結果としてついてくる
ものだということを再三おっしゃっておられて、その「人望」をつくるた
めには、一生懸命、目の前の人の役に立つことだ、とおっしゃっています。
だから人脈なんて、一朝にしてグッと増えるものではなくて、少しずつ
少しずつ濃い交わりが広がっていくようなカタチでしか増えない、という
ことのようです。
ただ注意しないといけないのは、「相手のために」というのは、こちら
がガマンして成り立つものではない、ということで、そういう意味で「相
手のために」ガンバッテいるといつか爆発してしまわないまでも、相手に
何か釈然としないものを感じさせる結果になってしまうようです。