50歳からの「死に方」/弘兼憲史

 

 

 「島耕作」シリーズなどで知られる漫画家・弘兼さんのシニア論です。

 タイトルには「死に方」とありますが、8割方は50歳代に差し掛かった会社員の男性に向けた「生き方」で、ありがちな「老害」をまき散らさないための準備を50歳くらいから始めといた方がいいですよ、という内容なのですが、最後の20ページほどが「死に方」についての言及になります。

 「死に方」というのは、自分でどういう最期を迎えるのか、ということをあらかじめ意識しておいて、そこに向けて少しずつ「準備」しておくことを勧められています。

 あー、そういう歳なのかぁ…と思わされました。