100歳時代の人生マネジメント/石田淳

 

 

 行動科学マネジメントを駆使した“続ける”技術の石田さんが、長寿時代の処世術を語られます。

 100歳なんて、ホンの一握りの人のことだと思っていましたが、2045年には平均寿命が100歳を超えることが予測されており、現在の50歳前後の人は100歳以上まで生きる確率が相当高いということで、ワタクシもジャストその世代なんで、ビックリしつつアセりつつこの本を読みました。

 100歳まで生きるとなると、85歳くらいまでは何らかのカタチで働く必要があり、終身雇用制も瀕死の状態の今、同じ企業に85歳まで勤め続けることはとても期待できそうにありません。

 ということで、60歳前後までは同じ企業に勤務したとしても、それ以上の年齢になると別のカタチでの働き方を模索していく必要があるということです。

 モチロン以前と比べて高齢者の体力が上がっているとは言え、60~85歳の期間、60歳までと同様の働き方を期待するにはムリがあり、そういった状況を見極めた上での働き方を想定しておく必要があります。

 ということで、これまでの大企業的な働き方ではなく、柔軟に、むしろカラダをウマく動かすような働き方を推奨されていたりします。

 こういう状況がかなり「働き方改革」の推進力になって行くような気がするのですが…