地方公務員から中央でのキャリア官僚の経験を経て、現在は大学で行政学を教えられている方が教える公務員の”処世術”です。
ずっと以前だと、中央官庁の公務員は”天下り”が約束されていて、とにかく安全運転に徹すればリタイアまで勤め上げられたワケですが、最近は世間の風当たりも強烈で、余程の実績か影響力が無ければ、天下り先をGetするのも容易ではないようです。
そんな中で、公務員がどうやってリタイアまで食いっぱぐれなく仕事を得るかということを解説されているのですが、これが「公務員限定」と冒頭で銘打っていながら、なかなか社会人全般に役に立つんじゃないかと思えるモノになっています。
特に「安全運転」に着目するあまり世界が狭くなったり、消極的になったりする人が多いようですが、効果的なゴマスリや、積極的な外部との交流など、フツーに社会人としても持っておいた方がよいセンスを、公務員も持っておくべきのようです。
天下りなき後は、ご自身同様大学教員としてのキャリアを奨められてはいますが、なかなか戦略的に取組まないと難しいみたいですが、そういうビジネスマン的なセンスを磨いていれば可能性は高くなるもかも知れません…