バブリーネタで一世を風靡したコメディアンの平野ノラさんの「断捨離」本です。
本のつくり自体は、ノラさんのバイオグラフ的なことから、ノラ語録、「断捨離」ネタと、分けて出せばいいのに…と思うほどブッ込んでいますが、とりあえず知名度があるウチに本を作っとけ!みたいな編集側のヤッツケ感がハンパないですが、ノラさんの語り自身はその芸風も相まって「露悪」的なエピソード満載で楽しませてくれます。
元々、演劇だったりOLになったり、芸人をカジッたりとなかなかキャリアが落ち着かなかったようなのですが、その頃は「汚部屋」住まいだったということなのですが、28歳の頃に求婚を断って芸人一本でやっていくと決意したということなのですが、その過程で芸風も迷走している中「断捨離」に触発され片付けをしたところ、バブリーネタを得てブレイクしたということで、やっぱり「断捨離」ってホントにあるんだ!?と劇的な変化に驚きます。
さらにはその後、芸人に理解のあるパートナーと結婚して、お子さんまでもうけられたということで、「断捨離」の霊験あらたかです。
やはり「汚部屋」だと空気の流れがよどんでしまうということで、空気の流れをよくすることは運気の流れもよくするということで、どこか運がないと思っている人は、ダメ元で片づけてみるのは如何でしょうか!?