昨日紹介した本の続編と言うか、5年後位に書かれた本なの
ですが、「続ける力」を身につけさせることにフォーカスした
本です。
行動科学マネジメントで再三言われているのが、行動を続け
ることができないのは、
・どう行動したらいいのかわからない
・どうやって続けたらいいのかわからない
という2点の原因に集約されるということで、相手が子どもだ
と、よりその傾向が顕著になります。
だから、昨日の本の内容とも被るのですが、まずは「すべき
行動」を具体的に説明することから始めます。
そして、「続ける」ためには、「すべき行動」をすることで、
子どもにとって、「得になる」ことなんだと認識させることが
必要なようです。
例えば、「すべき行動」をしたらすぐにホメるとか、ある程度、
「すべき行動」を続けたらご褒美をあげるとか、といったことを
することで、「すべき行動」が定着してくるようです。
逆に、出来ていいないからといって、やみくもに叱るのではな
くて、この行動がこういう風にできていない、と具体的かつ客観
的に指摘することで、子どもの側としても、同じ叱られるにして
も納得感を持って受け取れる部分もありますし、「すべき行動」
をしないと損になるんだな、と理解することにもなります。
それと、石田さん曰く、子どもに「続ける力」をつけさせる上
で、親の最大の役割というのが、「感情のコントロールをするこ
と」なんだそうですよ!(笑)