勝間さんが麻雀にハマっているのは、ご本人のブログとかで知っていたのですが、雀プロにまでなられていたのですね!?
それゆえの編集者の短絡的な企画なのか、麻雀界のアイコンである桜井さんと対談と言うことになったようですが、勝間さんは乗り気だったのに対し、桜井さんの方は、相当抵抗があったようで、素直にその旨、あとがきに書かれています。
勝間さんの対談本って、イマイチ勝間さんが空気を読み切らないところもあって、香山さんとの対談本でも見られた通り(タイトルと話題性でそこそこ売れてはいたようですが…)、カラ回りに終わることが多いのですが、この本はビミョーな空気が支配しながらも、勝間さん自身が必死に桜井さんに食らいついていったこともあって、かろうじていくつかの接点が散見される…位にはなっています。
その少ない接点のうちで印象的だったのが、他人を押しのけてまで「勝つ」と言うことが、長い目で見てその人のシアワセにつながるか、ということについて、お二人とも相当懐疑的な意見をお持ちだということで、全体として「上がって」行くことの重要性を強調されていたのが、桜井さんサイドからだとナットクなのですが、勝間さんサイドからみると意外でした。