フジマキに聞け!/藤巻健史&幸夫

 藤巻兄弟の本を見かけたので、手にとって見ました。
 「藤巻兄弟の大人塾。」の続編ですね。

 前作よりも、お兄さんの方がオトボケ色を強調されて
いて、読み物としては面白いのですが、本当にそんな
キャラ?と思いながら読んでいました。
 キャラ立ちのする弟への対抗なのかな???

 読者の質問に答えるという形をとっているので、個別
のトピックに感心することは多々あったのですが、全体
を通して、どう、ということは無いのですが、このご兄弟
のカッコよさ、と言うものを逆説的に感じました。

 結構お二方とも、敢えてクダけた感じの書き方をされて
いるのですが、何か余裕というか、「何かをした」人の
ゆとりみたいなものが端々から感じられました。