そろそろ、本気でお金持ちになってみませんか/ボード・シェーファー

そろそろ、本気でお金持ちになってみませんか

そろそろ、本気でお金持ちになってみませんか

 正直、翻訳モノの成功本にありがちな内容で満載なのですが、
なぜか深く感銘を受けました。

 好きなことを仕事にするとか、自分があくせく動かなくても
継続的にお金が入る仕組みを作るとか、自立した考えを持て
とか…

 でも、作者がアメリカ人ではなくドイツ人だからなのか、
他の翻訳モノの成功本よりも、ずっと日本人向きだと思うの
が、結構粘り強い努力を強調されているところでしょうか?

 ご本人が、マネーコーチに迫られて、当時の仕事を辞める
ことになったエピソードを始めとして、現状の「ハムスター」
状態から脱するのに、相当な覚悟を求めていることが、楽々
アーリーリタイアメントを強調するアメリカ人の諸作より、
腑に落ちやすいのかも知れません。

 いずれにせよ、この本に書いてあることを誠実に実行すれ
ば、あなたも金持ちになれる…相当な覚悟を持って臨めば!