
- 作者: 植西聰
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2012/07/28
- メディア: 新書
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ゆるすということは、誰かのためではなく、自分のためだということを冒頭で仰って
います。
と言うのも、誰かに対して怒ったり恨んだりすることは、自分の貴重な時間を他人に
縛られているということになり、そこから自由になれば、その分を幸せを感じる時間に
出来るかもしれない、ということです。
他人がしたことについて怒ったりするということは、あくまでもそのことについて、
自分がどのように感じるか、ということであって、他人の行為自体の世間的な善悪は
ともかくとして、自分の感じ方は、あくまでも自分の選択だ、とおっしゃいます。
だから、他人の行為について、マイナスの感情を持ってそれにとらわれることが
如何に損か、と言うことと、とは言いながら、人間なので、怒ることもあるけれども、
如何に、そこを早めに、軽目に通り抜けるか、ということについて紹介されています。
うーん、わかるんだけどなあ…こういう本を読むと自分の小ささに直面させられる
ような気がして、ツラいなあ…