若手ビジネスパーソンの自己実現に関する著作なんかで知られる榎本さんの著書で、タイトルからすると今回は上司側を取り上げた本のように思えますが…
若手がすぐ辞めるって最近よく言われますが、上司の方は上司の方で、全然若手の話を聞かないわりに、自分が軽くみられていると思ったらスネてみたり、まったくオトナの態度ではない人が少なからずいるようです。
部下の方は部下の方で、与えた仕事がカンタン過ぎても難し過ぎても投げ出してしまうという感じで、これまた駄々っ子そのものですよね。
ということで、最近職場が急速に「幼稚園化」しているということを指摘しておられて、上司も部下も自分のことしか考えられないようになっているということです。
そういった状況を脱却するために、ナラティブ・コーチングという手法を紹介されていて、相手がどういうところで行き詰っているのかを、自分の経験談などの会話を通じて語り、相手に「気づき」をもたらすようにするということなんですが、おこちゃま上司にそんなことができるんでしょうか???