定年認知症にならない脳が冴える新17の習慣/築山節

 

定年認知症にならない脳が冴える新17の習慣

定年認知症にならない脳が冴える新17の習慣

 

 

 3日連続で築山センセイの本です…久々に著者ループモードに入っています。

 “定年認知症”ってコトバがあるんですね…って言うか、定年を迎えた途端、活動量が急激に減少して、それを引き金に痴呆症となってしまうことはよく聞くのですが…

 当然、仕事を辞めてしまって、脳を使うことが減ってしまうのは分かるのですが、先日の築山センセイの本でも紹介されていたように、会社勤めの人は歳をとってエラくなると細々とした雑用を免除されることが多く、長らくそういうことをしていない人が居られることでしょう。

 そういう人たちは単純な雑用を嫌がる傾向があり、定年後もそういうことをするのを避けた結果、痴呆症となってしまうことが多いようです。

 脳というのは使い過ぎても、使わなさ過ぎても不都合が生じることが多いということで、適度に脳を動かすような習慣を、この本を参考にして身に付けて、健康寿命を伸ばしていきましょう!

 

脳が加速する3つの習慣/築山節

 

脳が加速する3つの習慣

脳が加速する3つの習慣

 

 

 昨日に引き続き築山センセイの本です。

 これまで築山センセイの本は、脳の機能不全や痴呆症の防止と言ったディフェンシブな内容が多かったのですが、今回は如何に脳を活性化し、持てる能力を十全に引き出して成果を出すか、というアプローチになっています。

 脳科学関係の本を読んでいると、元々脳はモノグサで、すぐにサボろうとする傾向が強いと書かれているモノが多いのですが、どうもそれが定説なようです。

 能力を最大限に引き出そうとするということは、脳があまり働かなくても“直感”的に求める答えを引き出すといったことのようで、自分が必要とする分野でそういった境地に至るための方法を紹介されています。

 ある分野について真っサラな状態から達人に至るまで、3つの段階に分けてそのアプローチを書かれているのですが、そのいずれの段階においても「読む」「書く」「話す」ことが“達人”への道だということで、それぞれの段階における3つのアクティビティの差異を明らかにされます。

 段々と脳が働く度合いが減っていくワケですが、そのためにもコアとなる知識だけでなく、周辺状況や条件など幅広い情報集を如何に効率よく行って、整理し、発信し続けることで、ちょっとした何かを手掛かりを得ただけで、その後の展開が予見できる“達人”の領域に達することができるようです。

 そういう境地って、ごく限られた一部の天才にしか許されないと思っていましたが、脳を鍛え上げることで、凡人たるワタクシたちにも可能性があるということで、大いに勇気づけられる本でした!

 

いくつになっても、脳は磨ける/築山節

 

 

 ひと頃ハマった、脳外科の築山さんの著書をかなり久しぶりに手に取ってみました。

 『フリーズする脳』など脳の機能不全とそれを防ぐ方策についての本を多く書かれている築山センセイですが、この本もそういった主旨の一冊です。

 歳をとってくると痴呆症が心配になってきますが、痴呆症というのは、ある程度歳をとってからのことだけではなくて、若い頃からの脳の使い方のツケの積み重ねが影響していると言いうことです。

 例えば、若い頃に体力に任せて長時間続けて、休憩も取らずに仕事をしたりとか、管理職以上になって細々とした雑用を部下や秘書にやってもらうといったことが積もり積もると痴呆症を招きやすいようです。

 さらには歳をとってから、動くのが億劫になって、あまり脳を働かせないと、それも痴呆症につながるということで、ある程度バランスの取れた脳の使い方を継続するということが、脳の健康にとっては重要だということで、やり過ぎも休み過ぎにも要注意だということです。

 

なぜ世界でいま「ハゲ」がクールなのか/福本容子

 

なぜ世界でいま、「ハゲ」がクールなのか (講談社+α新書)

なぜ世界でいま、「ハゲ」がクールなのか (講談社+α新書)

 

 

 TVでもコメンテーターとして活躍される毎日新聞論説委員を務める福本さんが「ハゲ」を語ります。

 タイトルはこんな感じなのですが、別に「ハゲ」礼賛一辺倒というワケではなくて、「ハゲ」に纏わる様々なトピックを語られるといった感じの本です。

 元々政治家などはハゲが散見されたということですが、政治家がテレビに出現するようになってからは、若々しいイメージが重要ということで、次第にエラクなるハゲが減っていったということです。

 それに対して経済界では相変わらずハゲがハバを利かせていて、それはハゲであることが成熟をイメージさせるということで、それが信頼感につながり、よいイメージをもたらすようです。

 その他カツラの値段や、カツラとハゲはどっちが好印象か!?などハゲに纏わる様々な話題が取り上げられるのですが、ハゲをポジティブにとらえて、寧ろハゲを開き直ってオープンにした途端モテ始めたということもあって、寧ろそういうハゲを恥じる態度こそがネガティブな印象を与えているんじゃないか!?ということを指摘されています。

 ワタクシもかなり若い頃から前線面が後退していて、気にした時期もあったのですが、これからは堂々と、寧ろスキンヘッドにでもしてやろうかしら…(笑)

 

なんでお店が儲からないのかを僕が解決する/堀江貴文

 

なんでお店が儲からないのかを僕が解決する

なんでお店が儲からないのかを僕が解決する

 

 

 先日『グルメ多動力』を紹介しましたが、元々この本が出版されていて、『グルメ多動力』は続編と言うか詳細版というか、趣旨はこの本の延長線上にあるようです。

 ということで、内容もかなり被る部分があるのですが、どっちかというと元々『グルメ多動力』の出版は想定されていなかったのか、この本だけでも完結した内容になっていて、お店の方へのアドバイス的な部分はコッチの方が分かり易い気がしています。

 こういう本を2冊出版するところに堀江さんの外食に対する“真剣さ”をうかがわせていて、飲食店を経営する人はもちろん、外食に興味がある人には、どちらか一冊で十分なので、是非とも一読してもらいたいところです。

 

骨ストレッチ・ランニング/松村卓

 

骨ストレッチ・ランニング

骨ストレッチ・ランニング

 

 

 ご自身もかつて日本のトップレベルのスプリンターで整体を専門とされている方が紹介する、骨格に着目したカラダの使い方によってラクに早く走れる方法を紹介されています。

 この本では、現在ランニングをする上で重視されているストレッチや体幹レーニングを否定されていて、ちょっとギョッとするのですが、骨の構造に見合ったカラダの動かし方をすることで、寧ろ筋肉をリラックスさせる方が動きがスムーズになるということで、最低限の筋力さえあれば走力が上がって行くということです。

 ということで、これまで身に付いたヘンなクセを解消するための“スイッチ”にあたるカラダの使い方を紹介されています。

 まだちょっとピンと来ないところが多いのは確かなのですが、例えばシャツの胸の部分を前に引っ張りながら歩くと、自然に前傾姿勢になって歩行がスムーズになったような気がしました。

 通勤中読んでいたのですが、どうしても紹介している“スイッチ”を試してみたくなり、電車の中でミョーな動きをして、傍から見たら間違いなくアヤシいオッサンでした…(笑)

 

「AIで仕事がなくなる」論のウソ/海老原嗣生

 

 

 昨日に引き続き海老原さんの著書を取り上げますが、今回は本業に近いところの内容です。

 AIの進化により比較的単純な労働がなくなるということについて、学者やアナリストが研究発表をされていますが、ホントにそうなのか!?ということと、AIが雇用に及ぼす影響を、ここ15年ほどとその後に分けての展望を紹介されています。

 そもそもそういう話ってAIに始まったことではなく、ITの黎明期も散々人間の仕事を奪うといったことが取り沙汰されていたきおくがあるのですが、フタを開けてみればそういうことにはならず、その分別に仕事が発生してきたということで、これまでの画期的な技術革新に伴う雇用の動向を振り返られています。

 さらに学者やアナリストの言う「AIが仕事を奪う」ということについての内容を検証してみると、あくまでもAIの技術進化とその内容に基づいた観点からに基づいたモノで、学者やアナリストがあまり個々の仕事の細かい事情を理解しないまま、ステレオタイプ的なイメージで評価したという側面もあり、あまりアテにならないんじゃないかということです。

 しかもAIの導入と言う高いコストをかけてでも代用するに見合うだけの効果のある仕事もある程度限られることから、ここ15年でいきなりほとんどの単純労働がAIに置き換わるというワケではなさそうです。

 ただ、ここ15年に限っても「クリエイティブ」「マネジメント」「ホスピタリティ」以外の業務のAIへの置き換えは着々と進んでいくのは間違いなく、「AIを使う仕事」と「AIのスキマを埋める仕事」を残してどんどん淘汰されていき、前者と後者の賃金格差は拡大していくようです。

 今後の日本社会は人口減少基調にあり、如何にAIをうまく活用していくかということも日本の国家戦略上不可欠であり、キチンと向き合っていく必要があるようです。