起業1年目の教科書/今井孝

 

起業1年目の教科書

起業1年目の教科書

 

 

 ご自身も起業されていて、起業家の支援をされている方
の本です。

 今井さんによると起業が失敗するのは、「起業とはハー
ドルの高いチャレンジ」だと思い込んでしまうことに起因
するようです。

 その結果、

・無謀なチャレンジをする
・怖くて一歩も進めない

というカタチで「失敗」するんだそうです。

 でも、起業と言うのは細かいステップを丹念に1つ1つ
積み上げて行けば、言ってみれば誰でも可能なことだとま
でおっしゃいます。

 この本の中では、そんな中で積み上げるべき「細かいス
テップ」を多く紹介されていて、この中から自分に必要な
モノをピックアップしていけばいいんだと思います。

 よく、起業ネタにしろ、ビジネスプランにしろ、「アイ
デアが出ない」と言うことが言われますが、よくよく起業
家の話を聞いてみると、結構いろいろなアイデアを出して
いるのに、起業は斬新なアイデアですべきだ!という思い
込みが、せっかくのアイデアを、自ら葬っていることが少
なくないようです。

 決して、カッコよく振舞おうとするのではなく、確実に
一歩一歩前進していくこと、起業におけるその重要性を、
クドイほどに強調されています。

 二の足を踏む人も、暴走しがちな人も、手元に置いて
時折読み返したい本ですね。
 
 ワタクシもこの本は、ちゃんと自分で買って、手元に
置いています!(笑)