こんな僕でも社長になれた/家入一真

 

こんな僕でも社長になれた

こんな僕でも社長になれた

 

 

 連続起業家の家入さんに自伝的な著書があると知って、手に取ってみました。

 

 この本では、生まれてから起業を経て、最初に立ち上げた会社がGMOの傘下に入るまでをカバーしています。

 

 家入さんと言うと、最近のパリピ的な風貌しか知らないので、ものすごく意外だったのですが、中学校~高校にかけてかなり重度の引き籠もりだったということで、その上、ご実家が結構おカネに苦労をされていたということで、現在の華やかな印象とは真逆の境遇を乗り越えられたということで、ご自身のようにひきこもりで苦しんでいる人たちを少しでも励ませたら、というのが出版の意図の一つでもあったようです。

 

 先日紹介した起業本である『15歳から、社長になれる。ぼくらの時代の起業入門』や『お金が教えてくれること』でも触れられていましたが、若くても、ひきこもっていても、何か強烈にスキなモノがあれば、それをどうにかしておカネに替えれるようにできれば、少しずつトライしていければ、生きる糧にしていけるということで、その後、東京都知事選に出馬した際の公約にも掲げていたようですが、ニートや引きこもりの対策としても活用できるポテンシャルを強調されています。

 

 是非とも家入さんには、東京都知事とは言わないですが、何らかのカタチでニートや引きこもり対策に尽力して欲しいところです。