A6ノートで思考を地図化しなさい/松宮義仁

 私も、一応マインドマッパーの端くれではあるのですが、どうも絵を描くことに
コンプレックスがあるもんで、セントラルイメージでまずつまづいてしまいます。
 それと、結構色ペン何色も用意して、ってなると結構めんどくさかったりもします。

 もうその辺は割り切って…と後ろめたさを感じながらもやってたのですが、この本
を読んで勇気付けられました。

 確かに、マインドマップは非常に優れたツールであるということを認めながらも、
そのハードルの高さを認識した上で、それならば割り切るところは割り切って、
部分的にでも効用を教授しようではないか、もっと言うとそうした方がよい面も
あるよ、という提言です。

 マーケティングとかNLPとか、シンプルマッピングを書く具体例の部分が
多くなってる部分があるので、全体の論旨としては、ちょっととっ散らかってる印象
も無きにしも非ずなのですが(それはそれで、個人的にはありがたいのですが…)
骨格の部分だけを見てみると、非常に共感が持てる本です。

 挫折したマインドマッパーの方は、是非一読を!