今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則――『ジャイアントキリング』の流儀
- 作者: 仲山進也
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/10/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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副題にもありますが、『ジャイアントキリング』を素材としてチームビルディングを
語る、と言う、それだけ聞くと、ちょっとムリヤリ感を想定させる本なんですが、ワタクシ
個人にとっては、『ジャイキリ』の内容を知っているだけに、思わず本屋で見たとたん買って
しまうほどの訴求力がありました(笑)
正直、期待をはるかに上回るほどのシナジーを発揮しておられて、チームビルディングの
こともよく理解できるようになりましたし、『ジャイキリ』のより深い楽しみにもつながり
ました。
『ジャイキリ』を愛読するビジネスパーソンには、是非とも手にとってもらいたい本です!
まずは、「グループ」と「チーム」の違いは何か?と言う問いかけから、実質的な内容が
始まります。
まあ、その定義は、この本を買って確認していただくとして(笑)、達海猛の言葉やチーム
マネジメントを素材として、いかにして「チーム」を有機的に機能させるかについて語られて
いますが、やはりそのためには、黙っていても構成員の全てが、「チーム」の目的に向けて
自分の果たすべき役割をちゃんと認識し、行動していけるようにすることが必要なようです。
(スゴく難易度の高い状態ですけどね…)
さらに、そういう状態にするためには、「チーム」の目的というものが、「チーム」メンバー
が真剣に面白がって取り組めるようなものにする必要があるようです。
そういうことがプロセスを踏んで、さらに『ジャイキリ』でのシーンと絡めて紹介されて
いるので、非常に良質なチームビルディングのガイダンスになっています。
『ジャイキリ』は知らない人も、チームマネジメントに困っている人は、是非とも、『ジャイ
キリ』とともに手に取ってみてください!!