
- 作者: 岡田斗司夫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/02/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本では、「天才」を
・発想力
・表現力
・論理力
を兼ね備えた人だと定義されていて、そういう人になるためのノートの
使用法を紹介されています。
まずは、毎日5行、その日に起こったことを書くことから初めて、段々
と記入することを増やしていくことで、上記の3つのチカラを伸ばして
いき、「天才」になろうということです。
しかも、こういう風にその日に感じたことをノートに書いていくこと
て、鬱になることを防止、または鬱の症状を軽減する効果もある、とい
うことです。
確かに、こういう風に書く、ということで「論理力」を鍛える部分に
ついては、結構「なぜ?」の繰り返しや「それでどうなる」という風に
深めていくことで具体的に紹介されているのですが、「発想力」や「表
現力」の部分については、こういう風にすすめていくということは、も
ちろん紹介されているのですが、イマイチなぜ伸びるということについ
て希薄な部分があったので、是非とも実践編みたいな感じの続編を出版
して欲しいなあ、と思います。