- 作者: 神田昌典
- 出版社/メーカー: きずな出版
- 発売日: 2014/03/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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以前、『2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)』を
取り上げた時に、出版記念セミナーで神田さんが「お金が使われなくなる
社会が到来する」というお話をされたことを紹介しましたが、この本では、
未来予報ということで、
・お金がなくなる
・会社がなくなる
・病気がなくなる
・国境がなくなる
・学校がなくなる
・貧困がなくなる
・制約がなくなる
ということを話されています。
「話されています」というのは、この本自体が高校生に向けた講演がベー
スになっているからです。
で、病気や貧困は別として、お金や学校というのは、既に以前果たしてい
たような役割が果たせなくなているんだけど、それに変わる有効なものが
見いだせていないから、惰性的に使われているに過ぎない、とおっしゃられ
ています。
このトピックだけを見ていると、絵空事のように思えますが、中身を読ん
でいると、確かのその傍証と思える現象が起こっているように思えます。
別の本の紹介で、神田さんが預言者っぽくなっていると、言いましたが、
神田さん曰く、予言じゃなくて「予報」なんだそうです。