- 作者: 松瀬学
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/03/17
- メディア: 新書
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先日、清宮ワセダの大学選手権初優勝までを描いた本を紹介
しましたが、こちらは、その本を書かれた松瀬さんが、関東学院
監督の春口氏とワセダの清宮監督の対談を仕切られた本です。
先日も書きましたが、個人的にはワタクシ、大学ラグビーばか
りが注目される日本ラグビー界の風潮に苦々しい思いを抱いて
いますが、清宮ワセダと春口カントーが鎬を削ったこの2001〜
2005年度のシーズンは本当にエキサイティングでした。
清宮監督の勇退を受けてセッティングされた対談なのですが、
ホントにお互いがお互いに最大限のリスペクトを以って対峙さ
れていたんだなあ、ということが端々から感じられます。
少ないリソースの中で、それを最大限に活かして勝てるチー
ムを作り上げてきた春口監督と、名門のプレッシャーの中で
グイグイと才能のある選手を引っ張ってきた清宮監督の鍔迫り
合いを振り返られているのですが、それを読むとその日々が
思い出されて、アツイ想いになります。
また、ああいうライバル関係が出てこないですかね…