作家になれる人、なれない人―自分の本を書きたいと思ったとき読む本
- 作者: 本田健,櫻井秀勲
- 出版社/メーカー: きずな出版
- 発売日: 2014/06/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本田健さんが、松本清張さんや川端康成さんなど名だたる文豪
たちを手掛けた編集者である櫻井さんと、作家になりたい人に向
けて、作家になるための心得を語ります。
本田健さん自身も作家になりたいと思って、“作家になるため
の本”というのを読み漁って、でも文才は無いし、と思い悩んだ
日々があったということなのですが、とにかく書いてみることだ、
と櫻井さんはおっしゃいます。
“作家”にとって、“書く”ということは呼吸をするというこ
とで、それくらい“書きたい”ことがあれば書く、出版が決まっ
ていないから書き始めない、というのは、“作家”にならなくて
いい人だとおっしゃいます。
基本的に、ほとんどの人にとって、自分の経験を紡げば1冊の
本を書くことは可能だ、ということなのですが、“作家”であり
続けるためにどうするか、というのが、既に1冊出版したワタクシ
の関心だったりはするのですが、意外なことに、“同じこと”を
書き続けていくことが必要で、ブレてはいけない、ということで、
ただ、切り口を変えて、書き分けていく力が必要だということ
です。
そういわれてみれば、本田さんも基本的におっしゃっているこ
とは一緒ですもんね。
ちょっと、ガンバって書いていかねば、と勇気づけられる気が
しました。