「草食投資隊」の藤野さんの本なんですが、この本、元々『もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら タケコプターで読み解く経済入門』という本を再構築して出版された本だと言うことです。
基本的にこのブログでは、再編本は、元本を紹介していたら、紹介しないことにしているのですが、あまりにも切り口が変わっていたので、改めて紹介させていただきます。
元々「経済入門」ということで、世の中の事象の変化というのもが経済にどのような影響をもたらすのか、ということを「ドラえもん」の道具が実現したと考えてシミュレーションしてみた、ということなのですが、それをもっと投資家目線で、普段投資家として世の中の変化に対してこういう見方をしているんだ、ということを紹介することを目的に再編されているようです。
ということで、タケコプターが実現したら、モーターを作る候補である日本電産や、素材を作る候補である東レの株が上がることが想定されていたりだとか、下がる方については具体的な銘柄は指摘されていませんが、鉄道業界などを指摘されています。
そういうモノの見方のトレーニングということで、株式投資をされている方はこういう視点が必要なんだ、ということで「アタマの体操」をされては如何でしょうか?
それにしても、ドラえもんの道具って未だ夢物語だと思っていたのが、タケコプター→ドローンみたいな感じで、実は徐々に近づいていたということを指摘されて、改めて驚いた次第でした。