9割の日本人が知らないお金をふやす8つの習慣/生形大

 

 

 副題にあるように「外資系金融マンが教える」とあるように、概ね日系企業に勤務する人よりも外資系企業に勤務する人の方が資産が多いということなんですが、平均給与が比較的高いということもあるんでしょうが、それよりもおカネに対する考え方について、外資系の人の方が「活かし方がわかっている」というところが大きいんじゃないかと指摘されています。

 ということで、外資系の人が実行しているような「お金の活かし方」を学ぼうというのが、この本の主旨のようです。

 日本人って「リスク」がキライで、避けようとするあまり“不作為”だったり“他人頼み”といった「リスク」を冒してしまう傾向が強いようです。

 全体的に、自分の資産は自分で考えに考え抜いて、その上でどうやって目標とする資産を形成するのかという戦略を練って、遂行していくということに尽きるということのようです。

 仕事においてはフツーにやっていることを、自分の資産形成にはやらないって、よーく考えるとオカシイでしょ、ということで、この本でフツーの感覚を改めて認識して、正しく資産形成をしてみませんか?