面白い生き方をしたかったので仕方なくマンガを1000冊読んで考えた/堀江貴文

 

 

 あのホリエモンによるマンガ評論です。

 元々堀江さんはマンガが好きで、マンガの書評サイ
トを運営されていて、その中での評論を集めたのが
この本だということです。

 ということで、中には堀江さん自身のビジネス的な
観点を覗かせるモノもありますが、基本的には純粋に
マンガ評論そのものにフォーカスしたものです。

 最近はどうなのかわからないのですが、かつてはマ
ンガを読むこと自体、イッパシのオトナにとって恥ず
かしいこととされた時期があったのですが、堀江さん
自身はマンガから学ぶことが極めて多く、先入観だけ
で切り捨てるべきではないということです。

 ということでこの本で取り上げられるマンガの中に
は、ビジネス的にダイレクトに効果のあるモノや、人
生の機微を学べるものなど、かなりの学びのあるモノ
も取り上げられています。

 特に日本ではマンガの“深さ”と言うモノが諸外国
はくらべものにならないようで、そういう意味でも、
「日本人に生まれてよかった!」ということのようです。