韓国人による末韓論/シンシアリー

 

韓国人による末韓論 (扶桑社新書)

韓国人による末韓論 (扶桑社新書)

 

 

 

 『韓国人による〇韓論』の7冊目なんですが、とうとう“末”なんだそうで、しかもシンシアリーさん自身も日本に移住されたようです。

 『北韓論』の時にも韓国の憲法前文に触れられていたのですが、今回“左派”の文在寅氏が大統領に就任したことを受けて、その前文の記述が日本にとってより大きな意味を持つようになったということで、改めて取り上げられています。

 というのも韓国は憲法の前文で「反日」「反共」を国是としていて、国体の基本を成しているんだそうですが、これが北朝鮮との融和を目論む左派政権にとって「反共」は相対的なモノでしかなく「反日」一本槍となる可能性が大きいということです。

 そうなると慰安婦合意の破棄なんて政権にとっては格好の人気取りの手段であり、いざとなると日本の反応ひいてはアメリカの反応なんか気にすることもなくやっちゃいかねないようです。(しかも、それは北朝鮮が望む日米韓の離反につながることとなり、そういう工作自体を北朝鮮自らやっているという側面もあるようですが…)

 そうやって孤立することの恐ろしさを韓国民は理解しておらず、「反日」の感情の赴くままに行動することで、韓国の世も“末”になりかねないということですが…