建築学者として大学で教鞭を取られると共に、空き家を活用した地域の活性化に取り組んでおられる方の著書です。
日本は世界中のどの国よりも新築信仰が強く、古くなった家を“捨てる”ことが多いため“世界一の空き家大国”と言えるようです。
そういうことで空き家を活用することで地域を活性化しようと言う取り組みを紹介されているのですが、割と散文っぽい内容で、かつ個人的な内容も多くて、それぞれの事例がどういう意義があるのかというのかがよくわかりません。
まあ、内容自体は楽しそうなんでいいですが、社会問題解決の方向性みたいなモノを期待すると肩透かしを食らいますので、ご留意の程を…