数多くの世界的アスリートを輩出してきたアメリカのスタンフォード大学でアスリートである学生のアスレチックトレーナーをされている方が提唱する“疲れのマネジメント”について紹介された本です。
著者の山田さん自身が競技スキーをされていたアスリートで、引退後にスポーツ医学の修得を志してアメリカに渡り、その後スタンフォード大学でアスレティックトレーナーに就任されて、手掛けられたアスリートの中にはオリンピックの金メダリストも居られるということです。
アスリートのコンディションを管理するにおいて山田さんが最重要視されているのが“疲れのマネジメント”で、具体的には「疲れない体を作る:+「いち早く疲れを解消する」というための方策を紹介されています。
「疲れない体を作る」というところでは、最初に正しい呼吸をするということを推奨しておられて「腹圧呼吸」を実践することで圧倒的なパフォーマンスを挙げたアスリートも数多くおられるようです。
「いち早く疲れを解消する」というところでは、睡眠のとり方や食事のとり方などを紹介されています。
昨日紹介した長友選手の本でも触れましたが、こういうトップアスリート向けのコンディショニングでも、我々一般人でも“使える”ことが多いので、疲れがちな人は是非ご一読の程を!