タイトルでもわかるように自炊をススめる本なのですが、これが単なる自炊向けのレシピ本とは一線を画する本なのです。
リタイア後の元サラリーマンに自炊をススめる本も多々あるのですが、なかなか続かない人も少なからずおられるということで、そのことで自己嫌悪を覚える人も居られる
ということなのですが、実は自炊はかなり高度なことが要求されるモノであり、小さなステップを少しずつこなしていくことで自炊を定着させていこうということを意図されています。
最初のステップとしては、コンビニでバランスの良いメニュー構成になるように買うモノの組合せを考えるだけでもリッパな“自炊”であり、そこから始めて、ちょっとコンビニメニューに手を加えるなど、ちょっとずつちょっとずつレベルを上げていくよう勧められています。
この本を読んで意外だったのが、まったく自炊をしない人は、どういうモノを買ったらいいのか想像もつかないので買い物自体も難しいということで、そういう部分から取り組むのもアリのようです。
あと、一番ナットク感が高かったのが、英語の修得は、英語でどういうことを話すかというモノがある方が早くマスターできるということになぞらえて、食べたいモノが明確になっている方が自炊が所移しやすいといことで、自分がスキなメニューを目指すのが効果的みたいです。
ほんの小さなステップを詳細に紹介されていますので、これまで挫折されて、リトライしたいと思っている方は是非是非手に取ってみて下さい!