ラグビー日本代表のアスレチックトレーナーとして2015年、2019年ワールドカップでの躍進を支え、特にフッカーの堀江選手には大ケガでの手術が続いたことから、佐藤さんがいなければメンバーに入ることも覚束なかったとまで言わせ、全幅の信頼を置かれていた「ゴッドハンド」佐藤義人さんによるストレッチ本です。
筋肉と言うのは使わなければその分固くなって本来の動きを失っていき、ムリな動かし方を重ねることによって様々な弊害をカラダのあちこちに及ぼしてしまうということです。
あらゆる筋肉の中でも特に、背骨に沿って縦に張り付いているいる「多裂筋」と足の甲から脛までつながる「足指の伸筋群」はカラダ全体の姿勢や動きに影響を及ぼすことが多く、二つの筋肉を日頃から正しく「しつけ」ておくおことによって、様々な不具合から逃れられる可能性が高いということです。
それも最低一日1分程度伸ばし続けていれば、本来の動きを思い出してくれるようで、カンタンなストレッチが随分と大きな効力を及ぼすということです。
さらには腰痛や肩こりなど特有の悩みを抱えている人に取って、ちょっと即効的に役立つストレッチも紹介されており、しかもそんなに負荷のかかるモノではないということで、ダマされたと思ってちょっとやってみてもいいかな、ってくらいのモノなので、基本のストレッチと腰痛のストレッチだけはやってみたいと思います。