40歳から何をどう勉強するか/和田秀樹

40歳から何をどう勉強するか (講談社+α文庫)

40歳から何をどう勉強するか (講談社+α文庫)

 私も40歳を過ぎているのですが、未だに勉強は続けています。
 こうやって、(ほぼ)毎日1冊の本を読み続けているのもその一環ですし、英語も
毎日トレーニングを欠かしていませんし、倒れても倒れても中小企業診断士合格に
向けて勉強し続けてます。

 でも、そういう人は、どうやら少数派のようです。
 この本は、そういう人に向けて、勉強に取り組むようモチベートする本です。
 でも、タイトルの何を、どうということは、書いてはあるのですが、サラッと、
通り一遍の紹介をしている程度で、キモは、40歳からでも若いことと同じように、
むしろ、やり方によっては、より効果的に勉強ができるんだよ、だからやってみま
しょう、というところにあるのだと思えました。

 まったく、おっしゃるとおりで、勉強したことの活かし方、スランプに陥ったときの
対処の方法とか、昔よりずっと進化(深化)したなあ、と思えることがあります。

 受験のときのトラウマで、勉強って、イヤなことっていう刷り込みがあるのかも
知れませんが、こんなに高揚感を感じられることも、そんなにないですよ。