- 作者: 三田紀房
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2006/11/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2年位前に、社会現象っぽいブームにまでなった「ドラゴン桜」の作者の著書です。
「ドラゴン桜」同様、パッと見の印象で度肝を抜いて、実は真っ当なことを話されて
います。
普通、自己啓発本だと個性を重視する、みたいなことが書かれていることをしばしば
散見するのですが、三田さんに言わせれば、右も左もわからないやつが闇雲に自己流を
求めても、結局何も身に着けることはできんだろう、というわけです。
そこで、手っ取り早く、前例とかをマネることで、一旦自分のやり方を確立してしま
うわけです。
その上で、自分なりにどうすればいいか、ということを考えた上で、自分のテイスト
を確立するってのが、真っ当なやり方じゃないのか、というのが大まかな趣旨のようです。
三田さんは、著書のなかで「オンリーワンって言い方が大嫌いだ!」とおっしゃって
います。
これも、世間知らずの甘えに見えるようです。
まだ、全部ちゃんと読めていない、「ドラゴン桜」を、強烈に読みたくなりました。