- 作者: 三田紀房
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2008/05/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最近、結構ハマっている、『ドラゴン桜』の作者の著書です。
で、この本は、中学校の主要五科目(国語・数学・理科・社会・
英語)が、ビジネスを行って行くうえで、基礎となる力を養成す
るものだ、と言うことを力説されています。
国語:読解力、コミュニケーション能力
数学:ロジカルシンキング能力
理科:仮説力、検証能力
社会:ネットワーク力
英語:クソ度胸
と言う具合に、ビジネスで活用できる能力をそれぞれ伸ばして
いけると言うことです。特に、国語での読解力が、行間を読む
とか、空気を読むとか、冷静に状況を把握する力を養い、数学が、
ではどうする、と言うことを論理的に組み立てて行く力を養って
いくようです。
この本を読んでて、鈴木光司氏の『なぜ勉強するのか? [ソフトバンク新書]』
を思い出したのですが、ちゃんと後の方で引用されていました。
あと、この5つの力を正しくアウトプットして行くことで
ある程度、一端のビジネスマンとしての基本が身につくという
ことで、とかく、社会に出てから役に立たない、と揶揄され
がちな学校教育を見直すきっかけになるかもしれません。