成功の五角形で勝利をつかめ!/三田紀房

成功の五角形で勝利をつかめ!

成功の五角形で勝利をつかめ!

 最近、結構ハマっている、『ドラゴン桜』の作者の著書です。

 で、この本は、中学校の主要五科目(国語・数学・理科・社会・
英語)が、ビジネスを行って行くうえで、基礎となる力を養成す
るものだ、と言うことを力説されています。

 国語:読解力、コミュニケーション能力
 数学:ロジカルシンキング能力
 理科:仮説力、検証能力
 社会:ネットワーク力
 英語:クソ度胸

 と言う具合に、ビジネスで活用できる能力をそれぞれ伸ばして
いけると言うことです。特に、国語での読解力が、行間を読む
とか、空気を読むとか、冷静に状況を把握する力を養い、数学が、
ではどうする、と言うことを論理的に組み立てて行く力を養って
いくようです。

 この本を読んでて、鈴木光司氏の『なぜ勉強するのか? [ソフトバンク新書]
を思い出したのですが、ちゃんと後の方で引用されていました。

 あと、この5つの力を正しくアウトプットして行くことで
ある程度、一端のビジネスマンとしての基本が身につくという
ことで、とかく、社会に出てから役に立たない、と揶揄され
がちな学校教育を見直すきっかけになるかもしれません。