- 作者: 日垣隆
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2009/07/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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割と薄めの本なんですが、割とギュッとエッセンスが詰まってて、
読み応えがあります。
と言うのも、タイムリーな意見表明を意図して書かれたようで、
論点が的確に押さえられている印象があります。
で、日垣さん的に、賛否どっちの立場で書かれているのか、と
言うことは名言はされていませんが、どっちかというと6:4、
もしくは7:3位の割合で、否定的な見方をされているように
受け止められます。
極論がウケるとか、難しいことを易しく説くことをモットーに
しているなど、端的に、ある程度多数の人に評価されるであろう
ことを指摘されていると共に、ハッキリとモノを言い過ぎるとか、
別れたダンナのことをこき下ろしているところとか、ちょっとそ
れは???と言うところも挙げられていて、一見判断は読者に…
的な印象はありますが…
あと、自己啓発書やビジネス書の興隆における勝間さんの本の
位置づけも、なるほど、と言う感じでした。
まあ、日垣さんが、今をときめく勝間さんをどう捉えているの
か、というのはヤジウマ的にソソル内容ですが、期待にたがわぬ
面白さでした。