サッカービジネスほど素敵な仕事はない/浜田満

 いやー、実に羨ましい!!って言うか、こういう手があったか!!と地団駄を踏む思いです…

 学生の頃から、サッカーをしていて、海外志向が強くてと言う方が、ひょんなことから(っぽい
書き方をされていますが、実際のところどうなのかは分かりません。)、バルサとの直接取引を
するチャンスを得て、さまざまなサッカービジネスを手がけるに至った、という方の著書です。

 割と、流されるようにっぽい書き方をされているのですが、大きな方向性はしっかりと見据えら
れていて、そこにはぶれないようにちゃんと、方向性に応じた準備(語学とか、スポーツビジネス
に関する知識とか)をしっかりされているから、そうなったんだなあ、と思います。

 先日の、小宮一慶さんの本ではないですが、しっかりと準備をしているから、こういう羨ましい
チャンスがしっかりとやってくるんだなあ、と思いました。

 あと、あまりスキル習得に関しては話されてはいませんが、商売を進めていく中でしっかりと
マーケティングと言うか顧客をちゃんと見据えた仕事をされているのも印象的でした。

 この方、代理人業にも手を広げたい、とかかれていますが、魑魅魍魎の代理人業に手を染める
よりも、ファンやサッカー界の発展に資する仕事をしてくれたらなあ、と期待します。