- 作者: 福島正伸
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2008/03/28
- メディア: 単行本
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誰しも、不本意な仕事をしている時期と言うのはあると思います。
特に若い頃に、こんな仕事なんの役に立つんだろう、と一見つまらない
仕事をあてがわれたときに思ったこともあるでしょう。
そういうときに、その仕事にどう対峙するかによって、自分自身の
取り組みようや周りの評価が変わってきます。
でも、目の前の仕事を「つまらない」とか「取るに足らない」と思って
しまうことがあるかもしれません。
そういうときにどうするかのヒントが、この本に書かれています。
人がどうして、目の前の仕事を「つまらない」とか「取るに足らない」
と思うかと言うと、自分が周囲の役に立っていないとか、評価されない
と感じるからなのではないか、と福島さんは言われているように感じます。
だから、その仕事の意義と言うのをよく考えて、自分ならではの関与
の方法を見出し、それをやることによって誰の役に立ち、喜んでもらえる
のか、ということを前向きに考えると、「つまらない」仕事なんてありえ
ない、と福島さんはおっしゃいます。
うーん、なるほど、なかなかそこまでの境地に達するのは大変そうです
が、でも、自分がいつもやっているフツーのことに対して、意外な程、
喜んでもらえた経験って無いですか?
ワタクシも久しく、仕事で煮詰まっておりますが、ちょっとこういう風
に考えることで、「救い」を求めたいなあ、と思います。