どんな仕事も楽しくなる3つの物語/福島正伸

どんな仕事も楽しくなる3つの物語

どんな仕事も楽しくなる3つの物語

 誰しも、不本意な仕事をしている時期と言うのはあると思います。

 特に若い頃に、こんな仕事なんの役に立つんだろう、と一見つまらない
仕事をあてがわれたときに思ったこともあるでしょう。

 そういうときに、その仕事にどう対峙するかによって、自分自身の
取り組みようや周りの評価が変わってきます。

 でも、目の前の仕事を「つまらない」とか「取るに足らない」と思って
しまうことがあるかもしれません。

 そういうときにどうするかのヒントが、この本に書かれています。

 人がどうして、目の前の仕事を「つまらない」とか「取るに足らない」
と思うかと言うと、自分が周囲の役に立っていないとか、評価されない
と感じるからなのではないか、と福島さんは言われているように感じます。

 だから、その仕事の意義と言うのをよく考えて、自分ならではの関与
の方法を見出し、それをやることによって誰の役に立ち、喜んでもらえる
のか、ということを前向きに考えると、「つまらない」仕事なんてありえ
ない、と福島さんはおっしゃいます。

 うーん、なるほど、なかなかそこまでの境地に達するのは大変そうです
が、でも、自分がいつもやっているフツーのことに対して、意外な程、
喜んでもらえた経験って無いですか?

 ワタクシも久しく、仕事で煮詰まっておりますが、ちょっとこういう風
に考えることで、「救い」を求めたいなあ、と思います。