- 作者: 金哲彦
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/12/03
- メディア: 文庫
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今や国民的なマラソンコーチ・金さんのブレイク以前の著書です。
今からすると、金さんにこんな本、書かすかぁって感じなんですが、
マラソンや駅伝に関するトリビア(これも死語か…)集というか、知ら
れざるトピックや、かつてトップ選手だった金さんだったからこそ説得
力のあるエピソード満載です。
書かれたきっかけが、世界陸上大阪大会ということですから、東京マ
ラソンも始まったばかりで、まだそんなに市民ランナーの数も多くなか
ったのかな…
最近、ハマッている箱根駅伝のことも興味深いのですが、やっぱり
マラソンのことで、自分にも心当たりのあることに、へえー、トップ
ランナーでも、ということや、逆に、さすがトップランナーというこ
とも含めて、非常に楽しく読めます。
特に、トップランナーがレース中に何を考えながら走っているのか、
ということなんですが、意外と我々と変わらない、例えば、終わった
らビール…みたいなことらしくて、ちょっとホッとしたりして…