最後の英語やり直し!/勝間和代

最後の英語やり直し!

最後の英語やり直し!

 勝間さんの英語本です。

 ようやく出た、と思う人もいるでしょうが、ここまで出さなかったのは
なぜか?と考えると、多少眉にツバをしなくてはいけないのか…

 結論から言うと、どっちとも言えない、という感じでしょうか…

 どこまでホントがわかりませんが、勝間さんご自身あんまり英語が得意
ではなかったということで、アーサー・アンダーセンに入られたときは、
TOEICのスコアがわずか400点台だったということで、その後の努力で英語
でのコミュニケーション力を身につけた、ということです。

 で、どうやったらしゃべれるか?ということなんですが、「英語が必要
な状況に身を置く」という、割と身もフタもないことをおっしゃっています。

 まあ、その「必要な」状況というのは、コントロールできるようなこと
は書いていらっしゃいますけどね…

 あと、勝間さんは、文法・発音・語彙を英語を身に付ける上での3要素
ということで挙げられていて、とにかく語彙を身につけることが、英語を
「使える」ようになるための近道だということで、自分が興味がある範囲
の本を「英語」で読むことで、自分に必要となる語彙を身につけていくよ
うにすることが先決で、文法については、受験英語で身についているでし
ょ、というスタンスなのと、発音については、完璧にするための労力の投
入を語彙を増やす方に回した方が、効果的なんじゃない?というスタンス
のようです。

 ワタクシ自身も勝間さんと同年代なんで、同じことを感じているのです
が、勝間さんが英語を学ばれた時期と比較すると、信じられない位英語を
学ぶための環境が進化していて、今となっては、英語を身に付ける、とい
うのは、特別なことではなく、本人のやる気だけでしょ、ということの
ようです。

 まあ、結局そういうことですよね…