アンダーグラウンド経済に関する著作の多い門倉さんですが、どうも
この辺がご専門のようですね…
この本は、2008年に出版された本なのですが、この本が書かれた頃か
ら7年余が過ぎましたが、この本で扱われている中国経済への懸念という
のが昨今でも取り上げられていて、ある意味中国経済の“強さ”という
のを逆に証明している気がします。
例えば、不動産バブルなんか、2014年の夏には弾けて、チャイナ・ク
ライシスが起こると言われていたのですが、実現しないままのらりくらり
と乗り切っているように見えます。
この頃から、問題を先送りしているだけなのか、実は密かに、細かく
芽を摘み取っているのか…中国経済の底知れないしぶとさを、ワタクシ
なんかは、感じるのですが、如何でしょう…