「結果」が出る習慣術/石田淳

 

 

 行動科学マネジメントの考え方に基づいて、よい「習慣」
を身につけるようにしよう、という本です。

 昨日の本でも、「正しい」行動と言うのは、「悪い」行動
の目先の利益に惑わされないように、「正しい」行動のメリ
ットを認識した上で、その効果をホンの少しずつでもいいか
ら認識して、改善してきた状況に達成感を感じつつ、周囲に
ホメてもらうとかと言ったサポートをしてもらいながら、
粘り強く定着させるしかない、と言うことです。

 ただ、「粘り強く」とは言いましたが、そういう「正しい」
習慣を3か月も続ければ、逆に、それが身について、その行
動をしないと気持ち悪くなるくらいになれば、その行動が
定着することになります。

 そうやって、なかなか身につけるのが難しい「正しい」行
動を「習慣」として身につける方法論だということです。

 随分短期間でいっぱい石田さんの本を紹介してきましたが、
とりあえず一旦これで著者ループを終了します。