- 作者: 浜口隆則,村尾隆介
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2009/12/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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『だれかに話したくなる小さな会社』をモノにした黄金コンビ、浜口さん、村尾さんの共著再び、です。
で、今回の本は、自分の「クレド」を作ろうということなんですが、「クレド」っていうと、リッツ・カールトンのものが有名ですが、それを自社でも??いや、そんな大げさなことを…と思われるかも知れませんが、その効用は想像以上に大きいようです。
何よりも行動するにあたっての迷いがなくなるということで、会社で意識を統一することで、個人ごとのブレが少なくなり、全体としての品質が上がるし、社員のモチベーションも上がるということです。
じゃあ、そのためにどう作ったらいいの?ということに半分強の紙面を割かれているのですが、自分がこうありたいと思うことをあぶり出すために、こんな人になりたいと思う人とか、逆にこういう人にはなりたくないとか、大事に思っている人などを書きだすワークシートを埋めていくことで自分の思考を整理し、結果自分の「ミッション」とそれを完遂するための信条である「クレド」を作ろうというものです。
まあ、大げさに思われるかもしれませんが、こういう風に自分の根源的な志向を振り返ることで、方向性を見直すことの効用は、決して小さくないようですよ。