サヨナラ! 操作された「お金と民主主義」 なるほど! 「マネーの構造」がよーく分かった
- 作者: 天野統康
- 出版社/メーカー: 成甲書房
- 発売日: 2012/11/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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また、『妻社長』の推薦図書です。
民主主義と言うのは、民意を直接反映させる政体なはずですが、イマイチそのような状況になっているとは、多くの人が思っていないはずで、なぜそういうことになっているかと言うと、民主主義の政体たる政府に貨幣の発行権がないからだということです。
諸外国を見ても、多くの国に憲法上の規定で、国家の貨幣の発行権を規定しているところは稀で、これは各国で憲法を制定する際に、既得権益を失うことを恐れた財閥がうやむやにしてしまったのが、脈々と続いているからではないかと言うことです。
ということで、貨幣の流通量をコントロールできる銀行家が、さらにはその上位をたどって行けば中央銀行、もっといえば欧米の銀行を牛耳っている財閥に、世界は支配されて続けている、ということです。
で、それを回避するために憲法で貨幣の発行権を規定しようということなのですが、コトはそれだけで解決するほど、底が浅いとも思えないんですけどねぇ…