人事関連の著書で知られる楠木さんが「定年後」を語ります。
ご自身もつい最近定年退職したこともあり、またリタイアした人を題材にした著書の取材なんかも踏まえて、主に定年まで勤め上げた男性の元サラリーマンが対象です。
随分夫婦の在り方も変わってきたとはいうものの、現時点で定年退職を迎える夫婦というのは、旧来のイメージ通りの“会社人”の夫と“専業主婦”の妻という構成が多いようで、急にずっと家にいるようになった夫という状況に、夫婦共々ストレスを感じるという状況には変わりないようです。
また、なかなか“居場所”が見つけられない状況が多いということで、何とかそこを解決するヒントを紹介されていはいるのですが、会社員時代のミョーなプライドがジャマをして、なかなかウマく行かないようです。
でも、何とか謙虚に自分が“パーツ”となれるようなモノを見つけていかないと、一生誰にもカマッてもらえなくなるようですよ…ワタクシも、あと10数年でそうなるので、キモに銘じておかないと…