作家の林真理子さんが、タレントでもあり作家としても活動されている壇蜜さんと男女のビミョーな関係を語られます。
ブレイクされた頃と比べて、愛人キャラを押し出すことが少なくなり文化人的な立ち位置の方が板についてきた壇蜜さんですが、林さんが壇蜜さんのそういった側面のもうちょっと込み入った感じを引き出そうとされていて面白いです。
壇蜜さんって、どこか生命感の薄さみたいなものを感じていたのですが、ブレイクする以前に法医師の助手をされていて、エンバーミング(遺体衛生保全)という遺体をキレイにする仕事をされていたということで、ナットクです。
しかもその仕事をしながら、銀座で夜のお仕事をされていたということで、あの妖しさもさらにナットクです。
まあ、あんまり本の感想とか内容じゃないですが、ちょっと壇蜜さんの魅力の一端に触れることができたような気がしました。