またまた弘兼さんの“リタイア本”です。
これまでもこのブログで弘兼さんのリタイア後の生活についての本を紹介してきていますが、この本も“孤独”がテーマにはなっていますが、定年後の“孤独”を前向きに捉えて楽しもうという趣旨でのライフスタイルを紹介されています。
これまでにリタイア本でも弘兼さんは自立することの重要性を再三強調されていますが、どうしても会社勤めをしていてベテランになると、家庭では奥さまに、会社では部下に知らず知らず多くの部分を依存してしまっていて、細々としたことを自分ではこなせなくなっていることが多いことを指摘されています。
リタイアしたら当然部下には頼れないし、奥さまに依存し続けていたら鬱陶しがられることは間違いないですので、早晩、少なくとも自分のことはちゃんと自分でこなせるようになっておく必要があるということです。
そうすることでボケ防止にもつながりますし、結構家事をマメにこなすことで生活にハリが出てくるという効果もあるようです。
ワタクシも単身赴任をして初めて身の回りことを自分でせざるを得なくなって気づいたのですが、特に料理はかなり楽しんで取組めるところが多いですし、格好のヒマつぶしになります。
ということで、家事って意外とリタイア後の人生において重要なことを気づかせてくれます。