昨日紹介した本の続編です。
正編の出版から4年後に続編が出版されたということで、おそらく割と正編が売れたが故の続編の出版なんでしょうけど、糖質制限に伴うメリットや人類の進化論から見ての意味合いからしても理に適ったモノだということはよく理解できるのですが、やたらとその進化論的な内容が長くて、しかも専門的な内容が難解で辟易したのですが、それでもそんなに売れたんですかね!?
で、続編では糖質制限のために食べるべき食品・控えるべき食品なんかが紹介されていて、オッと思ったのも束の間、摂取カロリー制限によるダイエットの間違いの解説の
辺りから不穏になり始め、インスリンやドーパミンが作用するようになったことなどについての進化論的な解説が始まって、すっかり正編と同様のモードに陥りました…
ただ他の哺乳類同様、歯が一回しか生え変わらないことから、それを破壊する糖質の摂取が本来的には人類のカラダは想定していないことが伺え、糖質制限の正当性の証左
のひとつと言えるということは説得力があった気がします。
全体として役に立つ内容であることは間違いないのですが、丹念に読むのは恐ろしくホネが折れるモノでした…