ここのところ「1日1食」に関する本を断続的に紹介しておりますが、以前、プロテニスプレイヤーのジョコビッチ選手が糖質制限について書かれた本を紹介して以来、そちらの方も気になっていはいながら、ワタクシにとってはラーメンが食えない、ビールが飲めないという致命的な制約事項があってなかなか踏み出せないでいるのですが、お医者様が書かれた統制つ制限の本だということもあって手に取ってみました。
興味を抱いてあれこれ糖質制限について書かれた書籍やネットでの記事を読んでいるのですが、かなり賛否両論が激しく、何が正しいのやら…と思ってしまいますが、この本は医師である夏井さんが栄養学の通説をバッサリと切りながら、人間の進化論的な観点から糖質制限の妥当性を語られるといったカタチになっています。
南雲センセイの「1日1食」関連の本でも紹介しましたが、現在の日本人の食生活というのは、生物としての人間が本能的に求めるモノとは著しくかけ離れているということで、「1日3食」しかり、コメや小麦などを「主食」とする栄養摂取のスタイルしかりということで、そもそも欧米では現在も「主食」という概念すら希薄だということで、日本人の炭水化物の摂取を通じた糖質の過剰摂取が顕著みたいです。
昔、缶コーヒーが好きでよく飲んでいたのですが、角砂糖換算で8個分の糖質が含まれているということで怖くなって飲むのを止めたのですが、食パンだと8個分、うどんに至っては1玉で14個分だとこの本で触れられていて…これは止めるしかないかな、と…
でも、進化論的なおハナシは、もうちょっとコンパクトでよかったんではないですか!?