- 作者: 片野道郎
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2009/09/03
- メディア: 単行本
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先日、グアルディオラに関する本を読んだので、今回はモウリーニョに関する本を
手にとってみました。
でも、中身を読んでみると、インテルの監督の頃のことを書いた本でした…
インテルの監督の1年目のことが題材なのですが、最終的にCL、リーグ戦、カップ
戦の三冠を成し遂げてインテルを去ったということで、イタリア時代は、モウリーニョ
のキャリアの中でも、順調なイメージがあったのですが、イタリアのサッカーへの適応
に苦慮する姿が描かれています。
スペインに来て、すっかりヒールの役割が定着したモウリーニョですが、イタリアで
のメディアや敵チームとの壮絶なやりとりも取り扱われているのですが、信じがたい
メンタル・タフネスですね。
特に人心掌握面での能力が高く評価されるモウリーニョですが、この信じがたいほど
の「強さ」が彼の最大の能力なんじゃないかな、とこの本を見て思いましたね。