2025-11-01から1ヶ月間の記事一覧

自分とか、ないから。/しんめいP

自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学 作者:しんめいP サンクチュアリ出版 Amazon 東洋哲学と出会ってひきこもり生活から脱出したという方が紹介する東洋哲学のエッセンスについての本です。 引きこもりになった際に、自己啓発書や西洋哲学など「答え…

京都の歩き方/澤田瞳子

京都の歩き方―歴史小説家50の視点―(新潮選書) 作者:澤田瞳子 新潮社 Amazon 生まれてからずっと京都在住の歴史小説家の方が四季折々の京都の姿について語られた「週刊新潮」の2023年10月から1年間にわたる連載エッセイ「歴史のしっぽ 古都の歩き方」をま…

経済と国民/中野剛志

経済と国民 フリードリヒ・リストに学ぶ (朝日新書) 作者:中野 剛志 朝日新聞出版 Amazon 現役の経産官僚でありながら、財務省の金融財政政策に対して批判的な論陣を張ることで知られる中野剛志さんが、歴史から抹殺された19世紀ドイツの政治経済学者フード…

自民党の大罪/適菜収

自民党の大罪 (祥伝社新書) 作者:適菜収 祥伝社 Amazon 政権に批判的なスタンスをとる方が語られる自民党没落の「原因」にまつわる本です。 この方、元々自民党には批判的な見方をされていたとは思うのですが、それでも以前の自民党には、節度というか最低限…

歩く江戸の旅人たち2/谷釜尋徳

歩く江戸の旅人たち2―歴史を動かした人物はどのように歩き、旅をしたのか― 作者:谷釜 尋徳 晃洋書房 Amazon 以前、スポーツ史研究者の谷釜尋徳さんが江戸時代の旅のスポーツとしてのの側面も含めて紹介した『歩く江戸の旅人たち』を紹介しましたが、第2弾…

身辺整理/森永卓郎

身辺整理 作者:森永 卓郎 興陽館 Amazon 今年惜しまれながらも亡くなられた森永卓郎さんの怒涛の「遺書」シリーズですが、今回の本は亡くなる前の「身辺整理」に重点を置かれた内容になっています。 森永さんご自身、お父様をなくされた際に「相続地獄」を味…

箱根駅伝100年史/工藤隆一

箱根駅伝100年史 (KAWADE夢新書 S 447) 作者:工藤 隆一 河出書房新社 Amazon 以前、『甲子園球場100年史』を紹介しましたが、同じ著者の方がこんな本も書かれていたので手に取ってみました。 ぶっちゃけ、『甲子園球場100年史』の方は通り一遍の「通史」的な…

知能とはなにか/田口善弘

知能とはなにか ヒトとAIのあいだ (講談社現代新書) 作者:田口善弘 講談社 Amazon 機械学習などについての著作で知られる方が、AIの進化について語られた本です。 ChatGPTの出現を受けて、イッキにAIがそのものの存在を感じられるようになったワケです…

日本文化の核心/松岡正剛

日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く (講談社現代新書) 作者:松岡正剛 講談社 Amazon 日本を代表する知性と言われ、昨年惜しまれつつ無くなられた松岡正剛さんが語られる日本文化のキモについての本です。 この方、やはりスゴいと思わされるの…

日本語界隈/川添愛、ふかわりょう

日本語界隈 作者:川添愛,ふかわりょう ポプラ社 Amazon ピン芸人のふかわりょうさんが言語学者の川添愛さんと日本語あるある的なさまざまなトピックを語られた本です。 以前、言語学者の川原繁人さんが歌人の俵万智さんというのは理解できるのですが、声優の…

転換の時代を生き抜く投資の教科書/後藤達也

転換の時代を生き抜く投資の教科書 作者:後藤 達也 日経BP Amazon 最近、投資関連の著作で取りざたされるようになった後藤達也さんの投資についての「入門書」的な著書です。 「教科書」を銘打っているということもあって、そもそも「投資」とは⁉みたいなご…

時計じかけのハリウッド映画/芦刈いづみ、飯富崇生

時計じかけのハリウッド映画: 脚本に隠された黄金法則を探る (角川SSC新書 30) 作者:芦刈 いづみ,飯富 崇生 KADOKAWA(角川マガジンズ) Amazon アメリカの大学で映画について学ばれた方がハリウッド映画の「成功法則」について語られた本です。 冒頭の章から…

日本が世界地図から消える前に/秋嶋亮

日本が世界地図から消える前に 最悪の時代を生き抜くための社会学 作者:秋嶋亮 白馬社 Amazon この方の本って、あんまり反体制的なスタンスで時事ネタを語るメディアに触れてなくて、いきなり読んでしまうと、あまりに終末思想的で「またまたぁ、大袈裟な!?…

中高年リスキリング/後藤宗明

中高年リスキリング これからも必要とされる働き方を手にいれる (朝日新書) 作者:後藤 宗明 朝日新聞出版 Amazon 「人生100年時代」と言われるようになり、また人手不足が顕著になる中、中高年に新たなスキルを身につけてもらい、再度活用しようという「リス…

歪められた日本史/宮崎正弘

歪められた日本史 (宝島社新書) 作者:宮崎 正弘 宝島社 Amazon 先日『二度天皇になった女性』を紹介した宮崎正弘さんの著書ですが、この本は見事なまでに反中的な史観が貫かれています。 そもそも、中国の「歴史」はその時点の政権のプロパガンダに過ぎず、…

科学的根拠で子育て/中室牧子

科学的根拠(エビデンス)で子育て――教育経済学の最前線 作者:中室 牧子 ダイヤモンド社 Amazon 『「学力」の経済学』の大ヒットでご自身のネームバリューだけではなく、教育経済学の一分野の知名度向上にも大きく貢献した中室牧子さんの2024年出版の本です…

人は、なぜさみしさに苦しむのか?/中野信子

人は、なぜさみしさに苦しむのか? 作者:中野 信子 アスコム Amazon 脳科学者の中野信子さんが人間にとっての「さみしさ」がどういうモノかを語られた本です。 そもそもさまざまな感情の多くは人間にとっての生存を目的としていて、「さみしさ」というのは、…

世界の果てに、ひろゆき置いてきた/ひろゆき、東出昌大、高橋弘樹

世界の果てに、ひろゆき置いてきた~人はなぜ旅をするのか 作者:ひろゆき,東出昌大,高橋弘樹 大和書房 Amazon 同名のAbema TVの番組 「論破王」として知られるひろゆきさんを論理が通用しないところに放り出したらどうなるか!?というプロデューサーの発想か…

武器になる哲学/山口周

武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50 (角川文庫) 作者:山口 周 KADOKAWA Amazon 『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』でビジネスにおけるアートの効用を語られた山口周さんが、今回はビジネスにおける哲学の効用…

仕事が好きで何が悪い!/松本徹三

仕事が好きで何が悪い 生涯現役で最高に楽しく働く方法 (朝日新書) 作者:松本 徹三 朝日新聞出版 Amazon タイトルだけ字義通りに考えると、昨今の風潮に逆行しているようにも思えますし、少なくともワタクシとは対極にいる人なのは間違いなさそうですが、あ…

一流の逆境力/遠藤友則

一流の逆境力 ACミラン・トレーナーが教える「考える」習慣 (SB新書) 作者:遠藤 友則 SBクリエイティブ Amazon 1999年から16年に渡って、当時欧州最強チームのひとつだったACミランのトレーナーを務められた方が語る一流選手のメンタリティについての本です…

神戸/村上しほり

神戸 ――戦災と震災 (ちくま新書) 作者:村上しほり 筑摩書房 Amazon 神戸出身で神戸の歴史を研究されている方が語る神戸史です。 ワタクシは神戸で生まれて結婚するまで神戸に住んでいたので、結構この本に書かれている地名には親しみが深いのですが、結構知…

決定版交響曲の名曲・名演奏/許光俊

決定版 交響曲の名曲・名演奏 (講談社現代新書) 作者:許光俊 講談社 Amazon ワタクシ自身、それほどクラシック音楽に興味があるワケではないのですが、ちょっと気になって手に取ってみたところ、400ページ近くの大著であるにもかかわらず、楽しく一気に読ん…

知ってるつもり/西林克彦

知ってるつもり~「問題発見力」を高める「知識システム」の作り方~ (光文社新書) 作者:西林 克彦 光文社 Amazon 冒頭で学生がジャガイモは茎で、サツマイモは根だという会話をしているのを聞いて、どう話が展開するんだろうと思って聞き耳を立てていると、…

非認知能力/中山芳一監修

サクッとわかる ビジネス教養 非認知能力 新星出版社 Amazon ビジネスにまつわるキーワードに関する知識を効率的に見につけることができる「サクッとわかるビジネス教養」シリーズですが、最近割とネタがマニアックになってきているような気がするのですが、…

都市伝説の正体/宇佐和通

都市伝説の正体-こんな話を聞いたことはありませんか? (祥伝社新書159) (祥伝社新書 159) 作者:宇佐 和通 祥伝社 Amazon この本は2009年の出版なんで、今ほどSNSが普及していたワケではなかったのですが、ネット時代以前でもフェイクニュース的なハナシが伝…

交渉力/橋下徹

交渉力 結果が変わる伝え方・考え方 (PHP新書) 作者:橋下 徹 PHP研究所 Amazon 大阪府知事、大阪市長を務められた橋下徹さんが語る交渉術についての本です。 府知事、市長時代の橋下さんと言えば、「交渉」というよりもケンカ腰のスタンスを思い浮かべがちで…

年齢は捨てなさい/下重暁子

年齢は捨てなさい (幻冬舎新書) 作者:下重暁子 幻冬舎 Amazon 『家族という病』で知られる下重暁子さんの年齢論です。 ニュースなんかで誰かの名前が出てくるときに、ほぼ必ず年齢が併せて提示されていますが、ワタクシもフシギというか違和感を感じていまし…

「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?/今井むつみ

「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策 作者:今井むつみ 日経BP Amazon 『英語独習法』のヒットで知名度を上げた今井さんですが、ここのところ言語学よりも『学力喪失』など認知科学のスタンス…

逃げる勇気/和田秀樹

逃げる勇気 作者:和田秀樹 自由国民社 Amazon ここ数年『80歳の壁』の大ヒットを皮切りにシニア向けの著書が続いていた和田センセイの著書ですが、コチラもご専門の「老齢向け」ではない精神科医としての著書です。 タイトルについて、日本では何かと「頑張…