武士道/新渡戸稲造

武士道 (PHP文庫)

武士道 (PHP文庫)

 珍しく古典です。
 
 でも、知らなかったのですが、この本って元々英語で書かれた本だったんですね。

 この本が書かれた頃は、明治も進んで行き、武士道が消え行くことへのレクイエムの
ような意味合いもあったんだと思うのですが、私は、今も日本人の奥深いところに、
その精神が息づいているんだと思っています。

 日本人のある種の淡白さっていうのは、出処進退の潔さからでているんじゃないかな、
とおもっています。
 それが、必ずしも美質だというのではないとしても…