
- 作者: 橘玲
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/03/25
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 31回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
橘玲さんにハマってます。
この本は、マインドサイエンスの要素を小説仕立てで紹介した本ですが、あー橘さんだなあ、
と言う本です。
と言うのも、処女作『マネーロンダリング (幻冬舎文庫)』でも国際金融の
トピックをアンダーグラウンドな世界を舞台にした小説で紹介したものでした。
あそこまで、陰鬱なトーンではないものの、アンダーグラウンドな世界を舞台にしている
ところは、らしいなあ、と思います。
それしにても、よく橘さんは洗脳とかマインドコントロールについてのことを書かれている
のですが、あんまりリアリティを感じられなかったんですが、逆にフィクションにすることに
よってリアリティが増しているような気がします。
まあ、そういう知識が得られるというのはあるのですが、それは置いておいても小説として
途中でやめられない中毒性があります。