- 作者: 小宮一慶
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2014/01/09
- メディア: 文庫
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似たような構成の本を、中島孝志さん、千田琢哉さん、井上裕之さんの
本でも見かけましたが、こういうのって文庫本書下ろしの定番の企画なん
ですかね…
ただ、小宮さんの場合、企画が前面に来ている本って「外す」確率が
高かったりするので気がかりなのですが…
結論から言うと、いつもの「小宮節」なんですが、ビミョーに企画に
乗り切れていない感の拭えない(先入観?)感じで、多作な作家さんは
しょうがないかな、って感じです。
とはいうものの、小宮さんの本をあれこれ手に取っているから、という
感想で、個々のご指摘と言うのは、これまでの小宮さんの著書にも見られ
る骨太かつ実直なご指摘なんで、間違いなく「読む価値」はあるのですが、
コアな小宮さんファンからすると物足りないかもなあ…ということです。
ということで、今年最後の更新となりましたが、一年間このブログを
見てくださって誠にありがとうございました。
年頭では、ちょっとペースを落として内容を充実させる、といった
ことを言っておりましたが、真逆になってしまい、365日更新といった
想定外の結果となりました。
ちょっと、ペースを落としにくい状況になっているので、毎日更新
にこだわらないまでも、それなりのペースで進んでいくと思いますが、
できるだけ紹介する本の良いところを紹介できるようにしてまいります
ので、来年もよろしくお願いいたします。